青春18きっぷで旅に出た話

この記事はKCCT-Densan Advent Calendar 2018の23日目の記事です.

皆さんごきげんよう。23日目担当のPaperyKettleAsataです。今回は青春18きっぷで日本各地を旅してきた私がそのことについてお話しようと思います。

青春18きっぷって何やねん

詳しくはJRのホームページを見てほしいのですが,簡単に言うと1日中JRの在来線が1日乗り放題になるきっぷのことです。
春休み,夏休み,冬休みの期間に買うことができます。
値段は¥11850で,1枚で5回使うことができます。よって,1回(1人分)は¥2370になります。もちろん,複数人で使うこともできるし,1人で5回(つまり,合わせて5日間)使うこともできます。
1日乗り放題なので,ずっと電車に乗ってさえいれば,¥2370でどこにでも行けます。(JRの線路が通っていて,かつ1日で行ける範囲に限る。)私はこの青春18きっぷを使って,日本各地を旅してきたというわけです。

なんで青春18きっぷを使いだしたの?

きっかけは僕の祖母が富士山を見に行こうと言い出したからです。当時僕は小学校2年生でしたが,祖母は青春18きっぷを使って片道7時間もかけて行こうと言い出し,それに僕がOKと言ってしまったのがすべての始まりというわけです。(普通小2の孫をつれて電車で7時間もかけて富士山を見に行くってなかなか考えないよね)
まあ大体の人は長時間も電車に乗ることは苦痛でしかないと思いますが,僕は長時間電車に乗ってても大丈夫な体質(?)なので,これをきっかけに青春18きっぷでの長旅が好きになった(なってしまった)というわけであります。周りの景色を見るのとか楽しくないですか?楽しいですよね!

で,どんなところに行ってきたの?

富士山には2回行った。1回目は日帰りで行ったから現地にいたのは30分ぐらいだったと思う。富士山ちょっとだけ見てすぐ帰った。
2回目は泊まりで行った。1回目に比べて結構時間があったので割と近くで富士山が見れた。
原爆ドームにも2回行った。1回目は原爆ドームだけ日帰りで行ったけど2回目は宮島にも行った。路面電車に乗ったり広島焼を食べたりした記憶がある。
祖谷(いや)のかずら橋は結構橋が揺れて面白かった。途中下車してうどんを食べたり,アンパンマン特急に乗ったりした思い出。
自殺の名所として名高い東尋坊にも行った。観光遊覧船に乗って,その時に船長のおじいちゃんが僕の祖母に対して「そこのお嬢さん危ないですよ」とか言ってて面白い人だなあと思った記憶がある。
東京にも行きました。ディズニーランドで鼻血出まくってつらかった。
明治村は明治時代に建てられた色々な施設が再現されていてなかなか楽しかった。確か行った日が偶然村長就任式の日で,阿川佐和子さんが就任するところを生で見たような気がする。
明治村
明治村
最近行ったのは佐世保です。春休みに同じクラスの人と5人で行った。佐世保バーガー美味しかった。
佐世保バーガー
佐世保バーガー

気をつけておくといいかも

  1. 無理のないスケジュールを組む
    これは重要なことで,電車である以上遅延が発生する場合があります。2回目に富士山を見に行ったときは遅延で到着が2時間遅れました。
    適度に時間に余裕をもってスケジュールを組んでおくと,途中下車して何か買って食べたりする時間も取れるので非常に良いと思います。
    実際佐世保に行ったときは15時間以上ずっと電車で移動してました。事故って遅延しないか本当に心配だった。

  2. 携帯電話の回線
    トンネルを通るときとかは仕方ないのですが,たまに外を走ってても圏外になることがあります。
    実際佐世保に行ったときは岩国を超えて新山口へ向かう間に何度か携帯の電波が届かなくなりました。

  3. 特急は乗れない
    特急列車に乗るときは青春18きっぷと特急券が必要です。青春18きっぷだけで特急に乗ることはできません
    例外的に特急列車にタダで乗れる区間があったりするので,そのときは普通に乗れます。
    実際佐世保に行ったときは早岐-佐世保間で特急に乗りました。めちゃくちゃ列車が揺れた。

  4. 通勤ラッシュ
    一日中電車に乗るとなるとどうしても通勤ラッシュの時間帯にぶち当たります。朝とか夕方とか。
    結構人が多いです。基本座席には座ることは難しいです。覚悟はしといた方がいいかも。

まとめ!

青春18きっぷでの長旅はあまりおすすめはしません。なぜなら長時間電車に乗るのがしんどいと思う人は結構いると思うからです。
ですが時間を考慮しなければ比較的安い値段で行けますし,目的地に着いた時の達成感が果てしなく大きいです。
なので僕は青春18きっぷが大好きです(告白)

ここまでこの記事を読んでくれてありがとうございました。