この記事はKCCT-Densan Advent Calendar 2018の2日目の記事です.

どうも、Virtual高専生のxvkvです。
今回は、18新卒として晴れてIT企業の労働者になったので、主に後輩に向けた感想を語りたい。

早速本題に入る。

どんな会社?

弊社は創業十数年の比較的若い企業で、成り立ちはベンチャー企業。

数年前に東証一部上場を果たし、中小企業基本法における中小企業者の定義「常時使用する従業員の数300人以下」を超過しているので、会社の規模としてもそれなりに大きくなってきている。
事業内容は、BtoB, BtoC両方でアプリやサービスの提供を行っている。
つい最近、海外展開も本格化しアメリカに小規模なオフィスが設立された。

何をしている?

BtoB向けのWebアプリ開発をやっている。
主に新機能を開発するチームに所属。
開発にはRailsを使っている。
Railsは配属されるまで一切使ったことがなく、Web周り自体触れるのが初めてだった。ちなみにRubyも入社するまで使ったことがなかった。

実際どう?

仕事で困ることはほとんどない。

特に自分の所属しているチームの雰囲気もあると思うが、窮屈な思いをしたことはないので、とても感謝している。
開発している製品が社内でも古参のプロダクトということもあり、体制も充実しているのでそこも非常に満足している。
また、会社自体にもそれなりに満足している。
ただ、もう少し静かな環境がほしいとは思っている。

比較的年齢層が若い会社で、上司やバックオフィスとの距離も近く業務改善への意見も受け入れてもらいやすいので、良い会社だと感じている。
ただ、他の部署に配属された同期からは様々な不満が上がってきているため、会社に対する考えはそれぞれの環境や性格によるだろう。

学生に向けて

電算部員の中でも、IT企業に入社したいと考えている学生は多数いるだろう。

そこで、学生時代にやっておくといいことを紹介したい。

インターンシップに参加しよう

KCCTはインターンシップ参加の実績が5年次の単位に加算されるため、インターンシップに参加する学生は数多くいる。が、逆に言えば単位を取るために参加している学生が大半だろう。
しかし、これは本当にもったいなく、残念だと言える。

インターンシップは企業の中身を知ることができる非常に貴重な機会であり、エンジニアを志望する学生にとっては、自身のスキルを磨く貴重なチャンスでもある。
IT企業のインターンシップでは、実際にコードを書いて何らかの課題を解決するパターンが多い。特に、プレゼンなど成果を発表する機会が設けられていること多いだろう。
これは一見敷居が高そうに見えるが、安心してほしい。
受け入れ先の企業にとって、インターンシップを受けてくれる学生は翌年度の採用活動における貴重な志望者になりうる。そのため、非常に手厚くもてなしてくれるだろう。
可能であれば、1つの企業だけでなく複数社のインターンシップを受けてほしい。

自分の技術力を高めつつ、将来について貴重な判断材料を得られる良い機会を何度も得られるのは、とても良い。

複数人で開発してみよう

入社すれば、基本的にはチームで開発を行うことになる。
学生時代は個人で開発している人も多いだろうが、複数人で作業することで得られるものは多い。

コードレビュー

自分が電算部に所属していた頃にコードレビューの文化はなかった。恐らく今もないだろうが。
レビューは実際むずかしい。しかし、得るものも多い。
他の人が書いたコードを読んで、もっといい方法はないか、自分たちの流儀に則っているか考えるには、確かな技術的バックグラウンドが必要になる。
はじめは、レビューをするために必要な観点が足りなくて何も返せないことが多いかもしれない。しかし、複数人でのレビュー体制を敷くことで他の人の指摘から新しい視点を得たり、自分がレビューを受けることでスキルを上げていくことができる。

最後に

就活にあたって、不安は多いと思う。就職したあともその不安が解消されないこともあるだろう。
しかし、電算部で精力的に活動したのであれば、その成果は自分を裏切らないだろうからぜひ頑張ってほしい。